Sunday, January 4, 2015

『アニー』 / ANNIE (In Japanese)

日本では2015年1月24日に全国公開予定の映画『アニー/ ANNIE』の紹介です。アメリカでは、クリスマスくらいから上映しているので、日本の公開に先立って友達と見てきちゃいました( ^ω^ )

簡潔に言うと、ここ最近見た映画で最も心がほっこりするような映画でした。映画館を出た瞬間も笑顔で帰れるような、2015年を笑顔で始められそうなそんな映画になってます。また、ミュージカル映画として魅力的なのはもちろん、コメディー映画としての笑いの要素が随所に散りばめられている、そんな作品です。「笑い」と一括りに言ってみても、単にジョークなどが面白くて爆笑するというような笑いから、主人公の可愛げな仕草や行動に、思わず笑みが溢れてしまうというような笑いなど、多岐に渡る「笑い」を提供してくれる映画でした。ぜひ日本で公開されたら見ていただきた一本ですね。
オーソドックスな『アニー』を映画、もしくはミュージカルで見たことある方は、あらすじを知っているので、ネタバレにはならないと思いますが、今回の映画のあらすじとキャストの紹介を少ししたいと思います。まず、主人公アニーを演じるのは、クヮヴェンジャネ・ウォレス(Quvenzhané Wallis)です。

彼女をどこかで見たことがある人は多いと思います。ベン・ザイトリン監督の『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』(Beasts of the Southern Wild)という作品を主演女優としてして、2012年の第85回アカデミー賞で史上最年少のノミーネートを果たした、今もっとも注目されている女優さんですね。今回の『アニー』では、ハーレム出身の黒人の少女が主役という少し原作からは逸脱しているように感じる人も多いかもしれません。しかし、プロットは孤児のシンデレラストーリという原作を踏襲している作品です。モダナイズ(Modernized)された『アニー』として楽しんでいただける作品になっています。このウォレスちゃん演じるアニーがひょんなことから市長選に立候補している、大手携帯会社の社長であるジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)演じるウィル・スタックスにトラックに轢かれる寸前のところで助けられます。それをSNSに投稿された影響でアニーは一躍有名になり、その名声に乗っかろうとするウィルは彼女の一時的な預け親になることに。最初は、選挙に勝つ為のマスコットとして利用していたアニーでしたが、ウィルは次第に自分の娘のように気にするようになります。それを良く思わない秘書に邪魔されながらも、深い絆を築いていくというストーリになっています。

ミュージカル映画として、多くの方の耳に残っているであろう「トゥモロー、トゥモロー」という曲も冒頭に登場し、子供たちの愛くるしい音楽で始まります。また、ジェイミー・フォックスの歌がまた上手いこと。彼の歌の上手さは前から知っていましたが、ウォレスちゃんの幼い歌声に、男のハイキーの歌声のデュエットがたまりません。また、孤児たちの預け親として、キャメロン・ディアス(Cameron Diaz)が出てくるのですが、彼女のダメ親、女、人間感が孤児たちの境遇をさらに引き立てるいい味を出しています。最近、私の知る限り、ほとんどの映画でキャメロン・ディアスは似たような役なので、いわゆるビッチな役が板についてきたような感じもしますね。(笑)

まあ、総括すると、ここ最近では最高に笑える、そして心の温まる良い映画でした。ミュージカル映画としても、コメディ映画としても、今年最初に映画館で見る映画としては申し分ないと思います。ぜひみなさん、ご覧ください( ´ ▽ ` )ノ

<リンク>
オフィシャルサイト: http://www.annie-movie.jp
Huffingtonpost BlackVoices: http://www.huffingtonpost.com/2013/12/09/jamie-foxx-quvenzhane-wallis-annie-tomorrow-harlem-_n_4415002.html

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